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目利きや!8

番外編 谷川貞治さん 1/4

角田光代

谷川 貞治

1961年9月27日生まれ。愛知県名古屋市出身。大学卒業後にベースボール・マガジン社に入社。大学卒業後、ベースボール・マガジン社入社、1990年から『格闘技通信』編集長に就任。当時の別名はサダハルンバ谷川。1996年の春にベースボール・マガジン社を退社。パーフェクTV!(現・スカイパーフェクTV!)開局に伴い、『紙のプロレス』発行人の柳沢忠之、原タコヤキ君(注・筆者)らと、プロレス・格闘技専門チャンネル・FIGHTING TV サムライの立ち上げスタッフとして参加。サムライTVは半年ほどで退社してその後は、フジテレビの格闘技情報番組『SRS』に格闘技評論家としてコメンテーターを務める傍ら、「株式会社ローデス」を設立して専務取締役に就任。K-1の前プロデューサー石井和義氏とは『格闘技通信』編集長時代からアドバイザー的な立場にあり、石井氏からの信頼も厚く、2003年1月にK-1イベントプロデューサーと、新たに設立されたK-1運営会社FEGの社長にも就任。 総合格闘技イベントのPRIDEにも関わりが深く、フジテレビにPRIDEを放送するよう進言など一時期はPRIDEのブレーンとして活躍するものの、K-1とPRIDEの関係が悪化したのを機にPRIDEから撤退。 K-1に加えて総合格闘技にも進出し、2005年から2007年まではHERO'Sを運営、2008年からはHERO'Sの後継団体であるDREAMも運営している。 2012年4月5日、K-1の商標がK-1グローバル・ホールディングスに移行したことに伴い、K-1プロデューサーを辞任。 現在では新たなる格闘技イベント立ち上げに東奔西走する毎日を送っている。

(2012年5月18日、銀座松坂屋前にて)

−−谷川さん、遅いなぁ……。

谷川 ごめんね、お待たせぇ!

−−お久しぶりです!って髪ボサボサですやん!

谷川 もうさぁ、散髪に行く金もないんだよ。ちぇ〜。

−−な、なるほど。とにかく谷川さん、取材場所に行きましょう!

谷川 どこでやるの?

−−すぐ近くにルノアールがあるんですけど、そこでどうでしょう?

谷川 ルノアール……(不満げに)。

−−あ、じゃあ谷川さん、ホテルのロビーにしましょう!

谷川 行こう!

(ホテルの喫茶にて)

ウェイトレスさん こちらミックスサンドになります。

谷川 わー、美味しそう!(と手を伸ばす)

−−谷川さん、落ち着いてください! ウェイトレスさんがテーブルにお皿を置く前にサンドイッチ取らないでくださいよ(笑)。

谷川 もぐもぐ、あー、ごめんね。腹減っててさぁ。

−−それにしても谷川さん、ちょっと風貌が変わりましたね。

谷川 髪の毛が伸びてちょっと松田優作っぽくなってきたよね(笑)。

−−いや、それはわかりませんけど。なんか超強そうですよ、いま。なんかプロレスラーっぽいっちゅうか。

谷川 あ、そう(笑)。まあ、元気は元気だけどね。(唐突に)やろう!

−−お、やりましょう!

谷川 で、タコちゃん(聞き手のあだ名)今日はなんだっけ? 何を語ればいいの?

−−谷川さんの心に残るCD、レコードを8枚挙げてもらうという企画ですよ。事前に8枚挙げてもらったじゃないですか!

谷川 あ〜、そうそうそう。ケルティック・ウーマン選んだんだ。

−−谷川さん、このコーナーって、みんな人生を変えた音楽を挙げてくれてるんですよ?

谷川 あ〜、そういうことね!

−−ちゃんと電話で説明しましたやん(笑)。谷川さんみたいに「何を語ればいいの?」って言うた人はいないですよ。みんな凄い思い入れを持ってしゃべってくれてるのに。

谷川 あ、ホント?

−−でね、谷川さんに事前に8枚挙げていただきましたよね?

谷川 うん!

−−で、CD8枚のうち実に7枚がベスト盤という。

谷川 うん。

−−見事に浅い! そして谷川さんらしい! あと正直言ってください、これらのCD、実は持ってないでしょ(笑)。

谷川 いやいや、タコちゃん、ちょっと待ってよぉ。(リストに目を落としながら)これね、持ってるのはね、夏木マリは持ってるなぁ。あと、美空ひばりも持ってると思うよ。で、サザンは持ってるな。

−−ほぉ。

谷川 RCは持ってないねぇ。

−−やっぱり(笑)。

谷川 いきものがかりは持ってるよ。キャロルは持ってないなぁ。井上陽水も持ってない。でも、ケルティック・ウーマンは持ってる。

−−5勝3敗! かろうじて勝ち越し。

谷川 それだけ聴いていれば十分だよぉ。

−−なんか企画趣旨が大きくずれるなぁ。(小声で)今回は番外編扱いにしちゃお。

谷川 (いきなり)あのね、僕が最初に買ったレコードはね、「黒猫のタンゴ」。

−−ダハハハハ! さすが(笑)。

谷川 で、初めて観に行ったコンサートが尾ア紀世彦。小学校4年生の時に名古屋の愛知県公会堂かなんかで尾崎紀世彦ワンマンショーっていうのを観たのが最初。友だちと行ったんだよね。

−−へぇ~~。小学校4年生で友だちとコンサートに行くって、ちょっとおませだったんじゃないですか?

谷川 おませだったの(かわいらしく)。ちょうど「また逢う日まで」でレコード大賞を獲ったり、「ゴッドファーザー〜愛のテーマ」とかを歌ってる時。

−−超名曲ですよね、「また逢う日まで」は。

谷川 いい歌。あと、小学校の時の流行りの曲と言えば、確かジュリー(沢田研二)とかかなぁ? 堺正章も結構人気あったよなぁ。

−−「さらば恋人」とかですかね?

谷川 (突然)♪さよならとぉ〜書いたぁ〜てがみぃ〜。

−−ダハハハハハ!

谷川 そんな感じだよね。あと女性で言えば、小柳ルミ子とか南沙織とかかな。で、夏木マリをよく聴いてたんだよ、俺は。

−−それもまた、おませですよね。

谷川 夏木マリを聴いて子どもながらに「カッコいいなぁ」とか思った。でね、夏木マリのベストのCDは、最近また買って車の中で聴いてるんだけど、聴きながら高速走ってると、ホントにね、街の風景が1970年代に変わるんだよ!

−−へぇ〜〜〜!

谷川 いま聴いてもいいよ! 若い子に夏木マリを聴かせると結構みんな「カッコいい!」って言うからね。俺ね、夏木マリは沢尻エリカに歌ってもらいたいんだよね。

−−おぅ、プロデューサー魂がうずきますか!(笑)。

谷川 絶対合ってると思うんだよなぁ。僕がカバーさせるんだったら、同じベストをそのまま沢尻エリカに歌わせる。

−−じゃあ、それは実現させましょうよ、谷川さん!

谷川 いいよね。やったら絶対にウケる。とにかく夏木マリは歌とかテンポがカッコいいんだよね! それを小学校の頃に家とかで聴いてたら、友だちに「谷川君はなんでこんなエッチなヤツを聴いてるの?」とか言って顔を赤らめたりね(笑)。

−−まぁおませですから(笑)。

谷川 何度も言うけど、これを読んでる人にも夏木マリは聴いてほしいなぁ。

−−みなさん聴きましょう(笑)。

谷川 で、中学校になって、初めてちゃんと音楽を聴くっていう感覚になったんだけど、キャロルなんかを聴きつつ、一方で井上陽水とかを聴いてたの。


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