#07
中島ヒロトさん & 近藤夏子さん

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今回は、メディアプルポが制作する2つの音楽番組「ミュージャック」(毎週金曜放送)と「音エモン」(毎週土曜日放送)のMCを務める2人にそれぞれ4枚ずつ合計8枚のオススメCDを選んで頂きました!

中島 ヒロト(なかじま ひろと)
1968年5月23日生まれ
1991年10月、地元熊本にてTV、ラジオのディレクター、イベントディレクターとして業務する傍らCMナレーターとして活躍。
1994年4月、フリーDJとなり、同年10月、FM802のDJオーディションに合格。
本拠地を大阪に移し、ラジオにテレビにマルチに活躍中。
近藤 夏子(こんどう なつこ)
1985年7月29日生まれ
2歳からピアノを始め、高校卒業後、大阪で本格的に音楽活動を始める。
ピアノ弾き語りのストリートライブで注目を集め、2010年にメジャーデビュー。
現在はシンガーソングライターとして活動しながらモデルやタレントとしても精力的に活動中。
ヒロトさん、夏子さん、宜しくお願いします。
今回はお二人の対談形式で、おすすめのCDを4枚ずつ紹介して頂きたいと思います。
ヒロト・夏子
宜しくお願いします!
では、まずヒロトさんからいきましょうか。
ヒロト
今回4枚選んでって言われて、どういう基準(でいこう)かな…と思って。俺、もう49歳なんですよ。来年50歳。こんな恰好…こんなファッション系の恰好してるけど(笑)。だからなんかもう自分の音楽のルーツ的な話からしたほうがいいかなと。
夏子
ヒロトさんが音楽に目覚めた時期っていつなんですか?
ヒロト
高校の時。1984~86年の3年間が高校生。
夏子
(私が)生まれた年だ。
ヒロト
そうか~。俺が高2のときに夏子は生まれたわけだね。音楽の仕事してるっぽくいうと、その頃って〝第二次ブリティッシュ・インベイジョン”ていう音楽のムーブメントがあって、世界中にね。MTVが流行りだした頃で、ミュージックビデオ(以下MV)でどれだけ良いもの、面白いものを作るか、というのでヒットしたりする時代で。でも、MVを作るのもお金がかかるから、なかなか作れない。その時に、イギリスで安い予算でMV作って、ボンボン出してきて。イギリスのアーティストがアメリカでチャートをどんどん上げていった。ワム!とか。
夏子
へ~。
ヒロト
そういうので、その頃はすごく洋楽が強かったの。日本でも。高校生でも洋楽ばっかり聴くみたいな。俺も高校3年間ほぼ洋楽しか聴いてないし。「日本人の歌はベストテンで観ます。かっこいい曲はラジオで洋楽を聴きます。」みたいな感じやったんですよ。
夏子
なるほど。
ヒロト
当時は高校生だったんで、英語っていうひとつのくくりで、誰がアメリカ人で誰がイギリス人かも分からんと聴いててんけど。まあそういうムーブメントもあって洋楽が流行ってる中、俺が1枚目に選んだのが“ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース”っていうバンドの「FORE!」ていうアルバムで。(ipodを取り出して)今日、聴けるように持ってきてん。

Disc 01

『FORE!』
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース

Amazon
夏子
準備良いな~!さすが。
ヒロト
すごい有名な曲をかけると…バック・トゥ・ザ・フューチャーの主題歌なんですよ。
夏子
え!じゃあ知ってるかも?映画は見たよ。
ヒロト
知ってると思う、聴いたらすぐ分かるよ。1985年にシングルで出て、映画もあって、ものすごくヒットしたんですよ。(バック・トゥ・ザ・フューチャーの主題歌「The Power of Love」をかける)
夏子
メッチャ知ってるわ、2音で分かったわ(笑)。
ヒロト
この曲も入ってるのが「FORE!」ってアルバムで、これがめちゃくちゃ売れたんですよ。初めてヒューイ・ルイスが、アメリカでアルバムチャート1位になった。この曲もシングルで1位になったし。他にも「FORE!」に収録されてる2曲「Stuck with You」って曲と「Jacob's Ladder」っていう曲がアメリカでシングルチャート1位になってて。このアーティストが初めて大成功したアルバム。
夏子
ふんふん。
ヒロト
今回、これ紹介するときにちょっと調べ直してん、もう昔の話やから。そしたらこの曲(「The Power of Love」)がこのアルバムに入ってるのって日本とイギリスだけやねんて。バック・トゥ・ザ・フューチャー売れたから、むりくりアルバムに入れて、日本とイギリスにだけ売ってんて。
夏子
へ~、そうなんだ。
ヒロト
この人たちって、いわゆるアメリカのカリフォルニア系っていうか西海岸のめっちゃ明るいパーンとしたロックバンドなわけよ。俺もともと明るい音楽が好きで、バラードとかは今もちょっと苦手なんだけど、俺が1番最初に「アメリカってかっこええな、アメリカンロックってかっこええな」って思ったのがこれで。全曲すごくいいんですけど、「The Power of Love」みたいな映画の主題歌になってるのもあれば、バラードではないんだけど、カリフォルニアの夕日が沈んでく海とかでかっこいいカップルが海見ながら聴くような…西海岸いったことないんだけど(笑)、そんな曲とかも入ってて。当時は「めっちゃアメリカいきたいなあ」って思いながら聴いてたアーティスト。俺が高校の時、これがメッチャ売れたから、来日したんです。で、夜のヒットスタジオに出て。
夏子
外国の人も出てたんだ。

ヒロト
たまぁ~にね。あの、今のMステみたいな感じ。で、この人たちってそれぞれが楽器やってるロックバンドなんだけど、コーラスもメッチャ上手で、なんかね、アメリカ国歌かなんかをアカペラでやってん、テレビで。それ見た瞬間に「アメリカかっこいぃ~!」って思って。
夏子
すっごく安易な日本人(笑)
ヒロト
今もラジオでかけたりするけど、俺のルーツがこの、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「FORE!」ってアルバム。他にもアルバムはあるけど、一番売れたし、有名なやつで、夏子に「当時こんなんやったんや」って聴いてもらうんやったら、これ!俺のおおもと。
夏子
まだ生きてるんですか?(失礼)
ヒロト
生きてます。数年前に来日して、観に行きましたよ。前から2列目!関係者やし、普段はチケット買って行っても、まあそんなに前には行けへんけど、その時ばかりは。
夏子
へぇ~。
ヒロト
写真も一緒に撮らせてもらって。「高校の時からファンだったんです」って通訳を通して言ったら「君が高校の時にファンなら、そりゃ俺もおじいさんになるはずやわ」って言って(笑)。でも全然声変わってない!(年取って)声出ない人っておるやん?ヒューイは全然出るし、当時を蘇らせるというか。
夏子
メッチャ好きっすやん。
ヒロト
メッチャ好き(笑)(FM)802でも昔から一緒に仕事してる人は、俺が好きなの良く知ってて、「な、ヒューイ・ルイスやもんな?」ってちょっと軽く小バカにするような感じで言われるってくらい好きですね。アルバム全部持ってますし。これが俺の1枚目。
夏子
へ~、ヒロトさんのルーツがその1枚なんですね。じゃあ、夏子の1枚目もいっていいですか?
ヒロト
どうぞ!

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